■坐位が可能な場合
●座位が自力で出来る人は車椅子や
椅子に座る。
●自力での座位保持が困難な人は、
ギャッジアップやバックレスト等を利用。
本人の楽な姿勢、希望する角度に調節。
範囲としては 30~90度位の角度で調節。
楽な姿勢が保てるようにクッションや枕などで調節。
体がずれない様に両膝の下にクッションなどで支える。
●テーブルは自然に肘がつく高さに調節。
☆やや前屈みになる姿勢が呑み込みやすく誤嚥し難い。
■坐位が不可能な場合(自分で食べる場合)
●座位が無理な人は横向きにして
可能であれば頭を高くする。
*安楽な姿勢でかつ、なるべく頭部
を高くします。
●ギャッジベッドの場合は上体を
少しだけ上げる。
座位が不可能な方の状態にもより
ますが、15度から30度位まで調節
●枕を高くするなどして出来るだけ上体を高くする。
●横向きにして、手を自由に動かせるようにする。
*麻痺がない場合は、可能であれば
右向きにします。
*麻痺がある人の場合は、ご自分で
食べる場合は、麻痺側を圧迫しない
ように注意して、自由に動かせる方を上にします。
*背中を座布団やクッション、
丸めたバスタオルなどで支える。
※誤嚥のリスクを少しでも小さく
するためには、可能であれば出来
るだけ自分で食べることが大切だと思います。
自分の目で確認し、手を動かして、
自分のペースで食べることが誤嚥
だけではなく、各機能の低下防止
にもつながります。
続きはこちらです⇒ 坐位が出来ない方の食事介助の手順 例
誤嚥 項目一覧
誤嚥とは、本来は食道を通って
胃の中に入らなければならない
ものが、誤って気管内に入る
ことです。
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誤嚥しやすい食材
水、お茶、ジュース、汁物など
さらさらした飲み物。
ゆで卵、焼き芋、そぼろ類、
焼き魚、ナッツ類、おからなど
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坐位が可能な場合
座位が自力で出来る人は車椅子
や椅子に座る。
自力での座位保持が困難な人
は、ギャッジアップやバック
レスト
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臥位で自分で食べる場合
ギャッヂベッドの場合は上体を
少しだけ上げる。
枕を高くするなどして出来る
だけ上体を高くする。
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寝たままで食事をするときは
特に注意が必要ですが、
座位のときにも食べる量や早さ
などで誤嚥の危険があります。
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加齢に伴って衰える「かむ―呑
み込む」という一連の動作の為
のトレーニングです。
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高齢になると、物を呑み込む
反射が低下します。
段々と筋力も衰えて、かむ力や
かむ回数も低下します。
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◇参考文献
インターネット
食品安全委員会HP内
「食べ物による窒息事故を防ぐために」PDF
http://www.fsc.go.jp/sonota/yobou_syoku_jiko2005.pdf